活動報告
支援状況
山口大学基金
皆様からお寄せいただいたご寄附は、学生や研究者のために大切に活用しています。
- ◉総支援学生・教職員数
- 2,180人・92件
- ◉支援総額
- 約3億万円
- 1.七村奨学金(山口大学独自の返還を要しない給付型奨学金)
- 2.私費学国人留学生奨学金(給付型奨学金)
- 3.経済的困窮学生への授業料支援(返還不要)
- 4.海外留学支援 ~はばたこう!山口から世界へ~
- 5.経済的に困窮する学生への食料品支援
- 6.その他学生支援
- 7.若手研究者への研究プロジェクト支援
- 8.名誉教授への研究プロジェクト支援
- 9.学術講演会等開催支援
- 10.学術研究成果等出版支援
- 11.国際交流事業への支援
- 12.地域連携・社会貢献事業への支援
*コロナウイルス感染対策緊急学生生活支援給付型奨学金は2020年度に実施
2021年度支援実績
- ◉支援人数・件数
- 625人・20件
- ◉支援額
- 約3,200万円
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1.七村奨学金(山口大学独自の返還を要しない給付型奨学金)
- 21人
- 1,155万円
人文学部2、経済学部2、理学部1、医学部医学科3、医学部保健学科3、工学部6、農学部1、共同獣医学部2、国際総合科学部1
経済学部卒業生 七村氏のご寄附により創設した給付型奨学金です。経済的な理由で修学に専念することが困難で優秀な学生が、安心して勉学に取り組めるよう支援しています。毎年10名の新入生に一人当たり年間63万円(7万円×9か月)を修業年限期間中(4年又は6年)給付します。この制度により支援を開始した2016年から現在まで55人の学生を支援し、そのうち27人が卒業して、就職先や進学先で活躍しています。 -
2.私費学国人留学生奨学金(給付型奨学金)
- 12人
- 648万円
人文科学研究科1、経済学研究科4、東アジア研究科2、医学系研究科(医学系)1、創成科学研究科(工学系)4
私費外国人留学生で,学業,人物ともに優れ,かつ,留学生活を続けていくために経済的支援が必要な学生を給付型奨学金により支援しています。毎年12名の留学生に一人当たり54万円(4.5万円×12月)を1年間給付します。支援を開始した2016年から現在まで73人の私費外国人留学生を支援しました。 -
3. 経済的困窮学生への授業料支援(返還不要)
- 5人
- 113.1万円
前期2人(理学部1、共同獣医学部1)、後期 3人(経済学部1、工学部2)
家計の急変により授業料の納付が困難となった学生や、授業料免除基準における家計基準を満たし学力向上が見込まれる学生に、学業を継続できるよう授業料を支援しています。支援する授業料は、半期分の授業料267,900円を上限とし、支援回数は修業年限期間中1回です。支援を開始した2016年から現在まで15人の学生を支援しました。 -
4.海外留学支援~はばたこう!山口から世界へ~
- 18人
- 222万円
海外留学支援16人(人文学部3、教育学部1、経済学部1、国際総合科学部11)、ILETS・TOEFL支援 2人(国際総合科学部2)
グローバル社会において活躍できる人材の育成、及び山口大学の国際化・国際競争力の強化を図るため、海外留学に必要な経費を支援しています。アジア地域への留学は3万円~10万円を、アジア以外の地域への留学は10万円~15万円を支援します。また、交換留学等本学が実施する留学プログラムを目的として IELTS・TOEFL を受験した学生にはその受検費用を1人1万円支援します。学生達は、海外の高等教育機関や医療機関、企業の海外事業所等で、学習や研究、インターンシップ、フィールド・ワーク、ボランティアの実践活動のほか、国際学会で論文発表やポスター発表など貴重な経験となっています。支援を開始した2016年から現在まで550名の学生を支援しました。 -
5.経済的に困窮する学生への食料品支援
- 400人
- 36.9万円
コロナウイルス感染拡大の影響を受け経済的に困窮する学生を救済するため、NPO法人との共催により、400人の学生(吉田キャンパス250人、小串キャンパス50人、常盤キャンパス100人)にお米や缶詰、レトルト食品など食料品12品目を支援しました。
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6.その他学生支援
- 大会等で優秀な成績を挙げた課外活動、団体への支援 1件
- 10万円
吹奏楽部(サクソフォン四重奏)第44回全日本アンサンブルコンテスト 金賞
学生団体の活性化を図るとともに、発展・充実に資することを目的として、本学の体育会及び文化会に所属する団体や、医学部及び工学部における学生自治団体で優秀な成績を収めた団体に活動費を支援しています。一団体10万円、一の年度において4団体まで支援します。支援を開始した2016年から現在まで15団体を支援しました。 -
7.学生の自主的活動への支援
- 3件
- 25.4万円:家庭医療勉強会、吹奏楽部、教育・学生支援機構
学生が自由な発想により様々なことにチャレンジできるよう学生が主体となって行う自主的活動や、教育・学生支援機構が学生の自主的活動の活性化を図るために取り組む事業を支援しています。1件10万円程度、一の年度に6件程度支援します。支援を開始した2016年から現在まで13件支援しました。
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8.「YU学生アイデアコンテスト2021」の支援
- 5件
- 19万円
経済学研究科1、国際総合科学部3、創成科学研究科(工学系)1
学生の起業家マインドを醸成するための「学生アイデアコンテスト」(産学公連携・研究推進センターベンチャー起業支援室主催)の賞金を全額負担しています。2021年度は最優秀賞に7万円、部門賞としてビジネスプラン部門、アイデア部門に各5万円、優秀賞の同部門に各3万円、審査員特別賞に1万円の賞金を負担しました。同コンテストは2020年度から開始し、初年度は6件の賞金20万円を全額負担しました。 -
9.PCR検査受検費用の支援
- 347人
- (大学負担 139人 69.5万円)
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、学生が不安を感じる中、就職活動や部活動などで、やむを得ず県境をまたいで移動する学生らが、帰山後も安心して学生生活を送ることができるように、大学生活協同組合と連携して、2021年3月に学生が学内においてPCR検査を受けることができる環境を整備し、その検査費用を支援しています。
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10.学生の就職支援・教育環境の改善事業への支援
- 就職支援事業 54.7万円 教育環境改善事業 79.6万円
学生の就職先の開拓と迅速な情報提供、コミュニケーションが苦手な学生へのキャリア支援や、特別障害学生のための修学・就業支援など、教育・学生支援機構が行う就職支援事業及び教育環境整備事業を支援ていします。1件80万円、一の年度に3件程度支援します。
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11.若手研究者への研究プロジェクト支援
- 25人
- 487.4万円
研究者 17人(人文学部1、共同獣医学部5、創成科学研究科(理学系)1、医学系研究科(医学系)3、医学系研究科(保健学系)3、創成科学研究科(工学系)2、創成科学研究科(農学系)1、医学部附属病院1)、博士後期課程学生 8人(創成科学研究科(工学系)2、共同獣医学研究科5、連合農学研究科1)
若手研究者(40歳未満又は博士学位取得後8年未満の者)が安心して研究に打ち込み、その成果を社会に発信できるよう研究費を支援しています。また、次世代を担う研究者である博士後期課程学生の研究費も支援しています。1人20万円まで、一の年度に19人程度支援します。支援を開始した2018年から現在まで50名(うち博士課程学生は11名)支援しました。
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12.名誉教授への研究プロジェクト支援
- 3人
- 57.4万円
教育学部1、工学部2
山口大学名誉教授の研究プロジェクトを支援しています。1人20万円まで、一の年度に5人程度支援します。支援を開始した2018年から現在まで18名を支援しました。 -
13.学術講演会等開催支援
- 4件
- 82万円
国際総合科学部1、医学系研究科(医学系)1、創成科学研究科(農学系)1、大学研究推進機構1
山口大学、各部局又は教員が、国内で開催する、学術講演会、シンポジウムや国際会議等に要する経費を支援しています。学術講演会は1件20万円まで、国際会議は1件40万円まで、計6件程度支援します。支援を開始した2018年から現在まで20件支援しました。 -
14.学術研究成果等出版支援
- 2人
- 37.5万円
創成科学研究科(工学系)1、東アジア研究1
山口大学の研究者又は名誉教授が、学術研究成果等を公表するための出版に要する経費を支援しています。1人20万円まで、一の年度に2人支援します。支援を開始した2018年から現在まで2人支援しました。 -
15.国際交流事業への支援
- 日中学術交流事業 55万円 留学生交流事業 40万円
中国の大学との研究者交流や学生交流などの支援や、山口大学に留学した学生と地域社会との交流事業を支援しています。日中学術交流事業は一の年度に150万円(現在はコロナ禍のため100万円)、留学生交流事業は80万円(現在はコロナ禍のため50万円)支援します。
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16.地域連携・社会貢献事業への支援
- 3件
- 30万円
医学系研究科(保健学系)1、創成科学研究科(工学系)1、総合技術部1
大学や学部、研究者における地域連携活動、教育・研究成果の地域への還元・広報活動や、地域へのアピールに貢献する活動等を支援しています。1件10万円まで、一の年度に5件程度支援します。支援を開始した2018年から現在まで12件支援しました。